「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・リミックス」は人におすすめしたくなる映画
ストーリー
公式より引用
“スター・ロード”ことピーター・クイルをリーダーに、凶暴なアライグマのロケット、マッチョな破壊王ドラックス、ツンデレ暗殺者ガモーラなど、たまたま出会ったノリで結成された宇宙の“はみ出し者”チーム、<ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー>。
小遣い稼ぎに請けた仕事をきっかけに、強大な力を持つ“黄金の惑星”の指導者アイーシャ率いる無敵艦隊から総攻撃を受け、彼らの宇宙船ミラノ号は壊滅寸前に…。間一髪、ガーディアンズを救ったのは“ピーターの父親”と名乗る謎の男エゴと、触れただけで相手の感情が分かる能力を持つマンティスだった。仲間からの忠告にも関わらずエゴに魅了されていくピーターの姿を見て、次第にチームの絆に亀裂が…。
そこへ“ピーター育ての親”ヨンドゥが率いる宇宙海賊の襲撃や、さらに銀河全体を脅かす恐るべき陰謀が交錯していく。はたして、ピーターの出生に隠された衝撃の真実とは? そして、彼らは絆を取り戻し、銀河を救うことが出来るのか?
その運命の鍵を握るのは、チーム一小さくてキュートな、ガーディアンズの最終兵“木”グルートだった…。
感想と考察
■滅茶苦茶面白かった。
人にオススメしたい映画。1を超える傑作。基本ギャグ路線でかなり笑えるのに、キメるところはビシッとキメてかっこいい、そして泣けた。
また、ストーリーの展開が自然でテンポもよく、だれずに最後まで駆け抜けるのであっという間にエンドロールだった。
■1を観てない人は観てから行ったほうがいい。
シリーズ2作目のため、登場人物の紹介や前回の出来事の説明がないまま始まるので、初見の人は分からない会話の内容があると思う。
~以後、ネタバレを含みます。一度視聴してから読むことをおすすめします~
■ヨンドゥが超かっこいい!
今作はピーターの育ての親「ヨンドゥ」にかなり焦点が当てられており、彼の信念、過去が明かされとても魅力的なキャラクターとして描かれる。
口笛で矢を自在に操りながら、敵の死体の雨の中を悠然と歩くシーンは超かっこよかった。少年心を掻き立てられまくった。
人間的にかっこいいおっさんが、かっこいい能力で敵と戦う。そんなの格好悪いわけがないじゃない!
■今回のテーマは家族。
今作は、色々なキャラクターの視点から「家族」を描いている。
生みの親に初めて出会い、自分のルーツを知るピーター、家族の愛を知らずに大人になったロケット、妹と殺し合いをするガモーラ等、それぞれのキャラクターが様々な「家族の問題」を抱えている。
彼らが自分の問題と向き合っていく様が、映画の中の出来事と見事に調和して進行していき、最後のクライマックスでは思わず泣きそうになった。
■最後に
これはブルーレイ案件ですわ。
友達誘ってもう一回観に行ってこよう。