「ゼーガペインADP」 考察のメモ置場
2016年10月22日(土)新宿ピカデリー
■ストーリー
キョウが月面で自爆して記憶を失う前の話。総集編ということだったが完全な新作。前日譚でした。テレビアニメ版見てないと理解できないことも多く、ファン向けの映画だった。
ファン向けの映画としては考察のしがいがあり、意味がわかった事で作品の持つ切なさを感じることのできる作りになっている。
話が進むごとにアニメ版の世界に近づいていくという事に途中で気づいてからは楽しかった。
ただ、初見の人が見たら意味分からないと思う。場面切り替えも多く、設定とかが分からない人は感情移入しにくい。
自分はテレビアニメ版で見たことのある映像を使っているのに全く新しい話が作れるのは、ゼーガペインの設定をうまく利用しているなと思ったけど、一緒に来た初見の友達はよく分からなかったと言ってた。
■感想とメモ(ネタバレあり)
映画研究会の部長がテレビアニメ版で「世界最後の日」を撮った人?この人もセレブラントとして戦っていたが、戦闘時に激しいウェットダメージを受け、その後消失。シマの数少ない友人。
クラゲや校長はナーガと共に量子コンピュータに人格を移植する研究チームの一員だった!しかし、ループに耐えられなくなり全ての記憶を消してセレブラントとしての生をやめた。超重要人物かよ!
沖縄の先輩ってアニメ版で出てきたっけ?
キョウがイエルにシズノと名前をつけた時に「記憶が欠落しているが大切な名前」と言っており、それは未来の記憶?カミナギも、ウィッチの力で未来の記憶を見ていた。
月面の敵拠点を破壊するためにもはやデータの断片となってしまった人だけでは足らず、人格を有している(沖縄先輩等)仮死状態の人の生データも使って総勢30億人分のデータをぶつけることで破壊には成功。
ループするごとにコントローラーとか携帯が段々古くなって(アニメ版に近づいて)いくのはサーバーのリソースが足りなくなってるから?
キョウの家族はキョウの精神安定のためにルーパが再現していたデータでキョウにしか見えていない幻だった。アニメ版キョウの口癖「ありえねー」は元々妹の口癖で、妹が消えてからキョウの口癖になる。悲しい。
最後シズノの事をイエルと言った理由は月面戦闘で受けたウェットダメージでその記憶を無くしたからか?
劇場版はループ何度もするけど、アニメ版はループは一回。
このため、アニメ版は月面戦闘の後畳み掛けるように色々なことが起きていたのだとわかる。