そうだ、食料自給しよう
■ボードゲーム的に考える農業の意義
ワーカープレイスメント系のボードゲームで大体問題になるのが食料問題。
序盤はこれを解決するために、泣く泣く何の資産も産まない「労働」を選択し、得た金を使って食料を買い、それを消費して飢えないようにするというのは良くある手だ。
この場合、2〜3手も使って何も増えていないので大変勿体無い。
しかし、中盤終盤と農地を拡大していくと、「労働」を選択しなくても食料難を心配する必要が無くなり、さらにその空いた手で設備を改良し、より色々なことが出来るようになる。
まず、飢えないための環境を整備し、その後で他の生活も改善していく。
そう、人が生きてく上で最も重要なのが食料だ。
大体そのために働いている。
しかし、その肝心の食料生産の多くは農家や輸入に任せ、食と関係のない仕事をして、その稼いだお金で食料を買っているのが現状である。
■自問自答
そもさん!せっぱ!
さもはん!きんぽー!
すいません。
Q.働く理由はなんですか?
A.お金のためです。
Q.ではなぜお金が必要なのですか?
A.生きるためです。
Q.生きるために何故お金が必要なのですか?
A.食べ物を買ったり、電気代や水道代、家賃を払うためです。
ん?これって……
水道代や家賃はともかく、食べ物は自分で作ればある程度カバーできるんじゃねぇか?
そうすれば、食費が浮くから、それを使って資産を購入して、お金を稼ぎやすい体制を構築することができる。
人生はボードゲームと同じだった!?
■そうだ、食料自給しよう!
ということで、さっそくネットで調べてみると、何㎡あれば人一人が生きていける食料を生産できる等の記事がたくさん上がっていた。
みんな考えることは同じなのね。
しかし、いきなり畑や田んぼを借りたところで、何も出来ず立ち尽くすのが目に見えている。
いきなりどでかく始めてもダメだ。
そこで自分の周辺を見回してみると、近所で祖父が畑をやっているではないか。
なんという幸運!
まずは、土日にその手伝いをすることから初めて、ノウハウを得ようじゃないか。
また、さらに幸いな事に我が家にはささやかながら庭がある。
その一部を畑化し、野菜を栽培してみようと思う。
ていうか既にシソとトマトとバジル等ハーブ類は我が家の庭で収穫しているのだが、その規模を広げていこうと思う。
個人の庭程度の広さなら、毎日の世話もそこまで大変じゃない気がする。
ついでに調べてみると発泡スチロールの箱とかでも稲は育てられるらしい。
まず、簡単に始められるのはこんなところだろうか?
今まで食料のために泣く泣く2ターンを無駄に消費してきたが、この辺りで、「畑を耕す」を選択して見ようと思う。
ちなみに、畑を耕して、その食材を料理して食べる漫画がこちら。
五十嵐大介の「リトル・フォレスト」。
全2巻で、映画化もされました。
農業や料理の魅力や、大変なことまで色々描かれています。