休日ビールがうまい理由を考える

ほんの少しの罪悪感と、それが許されてる開放感。


少し悪いことをする時はワクワクすることだろう。

飲酒は子供の頃親や先生からダメと言われていたため、少なからず飲酒=悪いことというイメージが残っている。

ましてや、真昼間から酒を飲むというのは堕落の極みで、平日昼間っから飲酒なんてしたら会社からなんて言われるかわからない。
しかし休日は違う。休日は会社から解放され何をしても許される、昼間からビール飲んでも誰にも文句言われない!ヒャッハー!俺はフリーダム!foooo!という無敵感が休日ビールをうまくするのだと思う。
ビールは自由の象徴なのだ。
また、休日の朝、目覚まし時計に反旗を翻し、昼前まで布団で幸せな時間を享受し続けるのが気持ち良いのも、同様の理由であろう。
おふとんも自由の象徴なのだ。

さて、最近スーパーのお酒コーナーで海外の瓶ビールが置いてあるのを発見した。

アメリカ産、ベルギー産、中国産た様々、10種類ほど陳列されており、毎週1本選んでは、家の庭に繰り出し、瓶に直接口つけてぐびぐび飲んでいる。

真昼間から、サンダル短パンで少し強めの日差しを受けながら、よく冷えた炭酸のアルコールが喉を通ると、えもいえぬ幸福感に包まれ、所謂ヘブン状態になっている。最高に気持ちいいので是非お勧めする。

いくつかビールを飲み比べて、ビールも色んな味があることが分かった。
苦味やえぐみの強いもの、フルーツの風味がするもの、黒ビールは黒糖みたいな後味があることがわかった。
俺はえぐみの少ないさっぱりしたビールが好きらしく、カールスバーグ、ブルームーン、青島ビールあたりがお気に入りだ。

炭酸水で良くね?という意見について。


あまりにさっぱり飲みやすいビールばかり飲んでたところ、ある日人にそれなら炭酸水で良くね?と言われた。
なるほど試してみると、シュワシュワしてて冷たい甘くない飲み物は気持ち良いのだが、悪いことしてる感がないのだ。
これは、アレだ。
体に悪いとわかりながらジャンクフードを喰らい、うめぇ〜。と貪る感覚なのだ。
ダメだと思いながら、それでもやってしまう。そんな罪悪感が炭酸水にはないのだ。
炭酸水はなんか、エリート優等生なイメージなんだよなぁ。

最後に


よく考えると昼間から酒を飲んではいけないなんてのは誰かが勝手に決めたことで、昼からビールを煽ろうが誰に文句言われる筋合いもないはずなのだ。
せめて休みの日に、そんな社会のしがらみから解放されていることを確かめるため、今日も350円で自由を飲み干そうではないか

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