ボードゲーマーを増やすための5つのステップ

ボドゲ人口を増やすにはどうしたら良いだろう?

ボードゲーム好きの人でこの課題を考えた人は多いはず。

今回はマーケディングの考え方を使って探ってみましょう。

AIDMAという顧客が商品を買うまでの流れを分類化する考え方を使って考えていきます。
AIDMAは「Attention(認知)」「Interest(関心)」「Desire(欲求)」「Memory(記憶)」「Action(行動)」の頭文字をとったものです。

インターネットやSNSが普及した昨今ではAISISという「認知(Attention)」「関心(Interest)」「探索(search)」「行動(action)」「共有(share)」の5つに分類した進化系が出てきていますが今回はAIDMAで考えていきます。

AIDMAのA: 「Attention(認知)」


物を買うファーストステップは、その商品の存在を知ることです。

というわけであいつをボドゲ沼に引きずり込むためにやるべき第一歩は色んなボードゲームを一緒に遊ぶことです。まずは色んなボードゲームがあるんだよということを知ってもらいましょう。

そもそもボードゲームは人生ゲームとモノポリーしかないと思い込んでいる人は「カタン?なにそれ美味しいの?」状態なんですね。

これが意外と重要で、人は自分の知っているものしか買わないだから自分を知ってもらうために街は広告で溢れ、至るところで自己紹介合戦しています。

なので、まずはボードゲームは人生ゲームだけじゃないことを分からせなければなりません。

そのためには色んなボードゲームを遊ぶことが一番と考えます。

AIDMAのI: 「Interest(関心)」


物を買うためのステップ第2は、その商品に興味を持つことです。

そのために我々が出来ることは、ファーストステップで色んなジャンルのボードゲームをやりながら、人が好きなジャンルを探ることです。

世の中にはスポーツが好きな人がいれば嫌いな人もいます。
同様に、あなたが面白いと思っているゲームが、他の人も面白いと思っているとは限りません。

ワーカープレイスメント系のゲームが好きなのか、運要素の強いゲームがすきなのか、ワイワイ盛り上がるゲームが好きなのか、じっくり考えたりギスギスしたゲームが須木なのか、人の趣味はそれぞれです。

まずはなるべく色んなジャンルのゲームを遊んで、あいつが好きなジャンルの傾向をつかみましょう。
次に、何となく趣味の傾向が分かってきたらそこら辺のジャンルを重点的に攻める

これにより、あいつの脳内でボードゲーム=楽しいもの。という認識が生まれることでボードゲームに興味を持たせます。

まずはこの認知と関心のサイクルを繰り返しましょう。

AIDMAのD: 「Desire(欲求)」


物を買うためのステップ3は欲しい!と思うことです。

この欲しがり屋さんめ!
あいつが「ボードゲームを買ってみようかなぁ」とか言い出したらこっちのもの。後は駆け抜けるだけ。
おもむろにボードゲーム紹介本を渡したり、ボードゲーム屋に連れていってみましょう

そこであいつが好きそうなジャンルで、奴の価格条件に合致するようなゲームが紹介出来るとなお良し。
当然ですが、自信をもってお奨めできる物を紹介してあげましょう。
初めの一作は買って良かったと思ってもらいたいですし、ボドゲ沼に沈めるためにも重要なことです。
そのときの決め台詞は
これ多分お前が好きなゲームだよ
これであいつはあなたの掌で踊っていることに気づかずレジの前にたつことでしょう。

AIDMAのM: 「Memory(記憶)」

物を買うための次のステップはその商品を記憶することです。

あらかじめ欲しいものを買う場合、お店で買おうが、アマゾンで買おうが買いたい物を記憶していますよね。

欲しい!→商品名を覚える→買う

買うまでに至る時間は人や場合によって異なります。
衝動買いする人なら一瞬でしょうし、金銭的に余裕のない人は慎重に考えてから商品を購入するからです。

ここで我々に出来ることは、温かく奴がレジに立つまで見守り、奴の欲しい!という気持ちを冷めさせないようにフォローすることです。

AIDMAのA:「Action(行動)」


人が物を買う最終フェイズは買うことです。

お疲れさまでした。
このフェイズで我々がすることは奴とボードゲームで遊び更なるボドゲ沼に共に沈むことです。
奴のボドゲ熱が覚めぬよう定期的にボードゲームで遊びたいですね。

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